日本の自然牧場を調べて心弾ませています^^
今日は牛さんのお話です^^
自然牧場をネットで検索すると何件かヒットします。
今はネットがあり、
情報が必要な時に入手できて、
なんて恵まれた環境なのでしょうか!
近いうち、
自然牧場を営んでいる酪農家さんの見学に行きたいと思っています^^
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*中洞牧場*
岩手県にある自然牧場です。
創設者の中洞正さんはいくつかの著書を出していて、早速読んでみようと思ってます^^
サイトの方に、
*牛乳が成熟する話*が書かれてました。
「牛乳は新鮮なものが美味しい」と思っている方が多いと思いますが、中洞牧場の牛乳(低温殺菌の牛乳全般)は、製造後、4〜5日で美味しくなり始め、10〜14日後(賞味期限の3〜7日後)くらいで味のピークに達します。(製造後3週間目が1番美味しいという人もいる)
保存は10度以下(可能なら5度以下)の環境で^^
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続きまして♪
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*斎藤牧場*
北海道の旭川にある牧場です。
ちなみに創設者の斎藤晶さんも著書があるので、もちろん読みますよ^^
こちらのサイトにも牛さんの話が書いてありました。
*牛乳が出せるのはお母さん牛だけです*
ご存知の方も多いと思いますが、牛乳はみんなが出せるわけではありません。人と同じ、赤ちゃんを身ごもったお母さん牛だけです。通常は、生まれて約1年2〜4ヶ月後に牛乳をたくさん出すことのできる遺伝子を持った優秀な雄牛の精子が人工授精されます。(斎藤牧場では、生まれて2年以上経ったのちに自然の中に放った雄牛と自然交配をする形態をとっています)
人間と同じ10ヶ月の妊娠期間を経て初めての出産し、出産後、通常約2ヶ月後には2回目の人工受精がされ、牛乳を出す期間が途切れないようにされています。
出産後は毎日、朝・夕2回の搾乳をします。300日経過したあとはすぐに次の出産を控えているため、次の出産までの間『乾乳』といい、初めての乳をしぼらずに体を休めることができます。
毎年出産後と妊娠を繰り返し、乳を多量にしぼるため5〜6年で廃牛となり食肉となります。これが通常の牛の一生です。
*年間乳量について*
現在、一般的な牧場の年間乳量は一頭あたり8000〜1万ℓですが、斎藤牧場では2000ℓくらいです。寿命は10〜15年となっています。
*牛さんの胃袋は4つあります。なぜでしょうか?*
この理由は、消化しにくい草を食べるためと言われています。牛は本来、草食動物で普通ではなかなか消化できない繊維質の硬い草や葉を食べ、半分ほど胃で消化すると、また口に戻し再び噛み直します(反芻)。牛の胃の中にはたくさんの微生物が住んでおり葉の繊維質を食べることで胃が活発になり、エネルギーが生み出されます。たっぷり時間をかけてゆっくり消化していきます。
しかしながら、牛乳の価格が下がりより多くの牛乳を搾り早く出荷しなければならないため、トウモロコシや大豆、大麦などの穀物を中心とした高タンパク高カロリーの濃厚飼料が大量に与えられています。このことにより、たくさんの牛乳が出るようになり乳脂肪分も増えましたが、消化器障害や乳房炎などの病気も増えています。また輸入飼料も高騰などで畜産農家は利益を上げにくくなっています。
*30年前に比べ、乳量が2倍に増えました*
濃厚飼料を与えることで乳量が増えています。
<参考>
明治26年頃 1384ℓ/1頭あたり/年
昭和56年頃 5100ℓ/1頭あたり/年
平成14年頃 7500ℓ/1頭あたり/年
現在 8000〜1万ℓ/1頭あたり/年
⇨これだけ牛への負担がかかっているとも言えます。
ちなみに、牛の餌は1日あたり約30Kgです。
草地にすると1頭あたりおよそ1ヘクタールが必要です^^
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わたしが生まれる前から我が家では酪農が始まりました。
生まれた時から牛と共に生活してきました^^
手伝いで畜舎に行くと、
当たり前にチェーンで繋がれた牛がいたわけですが、
子ども心に違和感を感じていました。
毎日、
寝て起きて食べて搾られて・・・
この生活って、
牛にとってしあわせなのかな・・・?
しあわせそうに見えなかったのは、
わたしの偏った目もあるかもしれませんが、
でも、
時折流す牛の涙が嬉し涙に見えなかったのです。
大きな目に長いまつ毛がキュートで、
よく目元を眺めていました。
どんなことを考えているのかな?
そんなことを考えながら^^
すると、涙を流すんですよね。
(みんながみんなじゃないですよ!)
あの頃から畜舎で育てる酪農について疑問をいだいていたんですよね。同時に、アルプスの少女ハイジの世界に憧れたりしてました^^
我が家の牧草地は高台にあって、
あたりを見渡す景色が最高です^^
乾草を作るのに家族で山に行くのが好きでした。
あの空間は心地よさそのもので^^
今はまだ除染が完了できてないので足が遠のいてますが、
いずれまた開拓したいと思ってます!
ちなみに牧草地の敷地は20ヘクタール。
ですので、単純計算でおよそ20頭の牛を育てることが出来る環境ということになるようです^^